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The Japanese School of Amsterdam

電話でのお問い合わせはTEL.020-6118136

Karel Klinkenbergstraat 137,
1061 AL Amsterdam

交流学習の目的
***** 気持ちを読み取り、思いを伝え合おう *****
 9月に新年度を迎えるオランダの学校は、10月の秋休みを終えると、新しい学年・新しい担任にも慣れてきます。その頃になると、本校との交流学習が始められることになります。

本校では、小学部3年生から交流活動を行っています。3年生・4年生は、ブルーメンダール市にあるヨセフ校との10年程にわたる交流を経て、現在は、アムステルダム市のメルケルバッハ校との交流を行っています。スポーツや遊びを通して、オランダの子を特に意識することもなく、同じ仲間として楽しく過ごす工夫を体得します。言葉や文化・風習の違いを越えて、相手の気持ちを読み取り、お互いの思いを伝え合うことの大切さを、ふれあいの中で学びます。

 5年生・6年生はフリースラント州のスネーク市にあるアウトファールト校と交流学習を行っています。30年にもわたり継続されてきたアウトファールト校との交流では、自分のパートナーとの友情を深め、お互いが成長できるよう取り組みます。学校での交流学習に加えてホームステイでは、オランダの友だちを迎えて、ゲームなどの遊びや、食事を一緒にすることでさらにコミュニケーションを深め、友達関係を築きます。
 また、訪問時には、アウトファールト校でも、全校体制で温かく迎えてくれます。保護者だけでなく、地域のボランティアの方々も子ども達の交流のため、いろいろな場面で協力してくださり、町をあげての歓迎を受けています。

 
オランダの友だち宅でのホームステイでは、教員の助けなしに自らが考え行動します。ホストファミリーとの対面時には、「楽しんできてね!」という私たちの言葉とは裏腹に、子どもたちの顔色は変わり、うつむき加減にトボトボ後をついて行く姿も見られたりします。
 しかし、翌朝私たちが目にするのは、一回りも二回りもたくましくなった子どもたちの姿です。本校小学部の行事で、短時間にこれほど子どもたちが変容する行事は、他にありません。「国際理解を進めながら、自立することを学ぶ」貴重な体験です。

中学部1年生・2年生は、ザイスト市にあるクリストルク・リセウム・ザイスト校との交流を行っています。中学部の交流では、主に授業を一緒に受けながら共通の課題を解決していきます。英語を共通言語とし、お互いに話し合いながら、文化の違うもの同士でも共通するものをたくさん見付けたり、予想もしない質問や反応に戸惑ったりしながらも、次第に心が通い合っていく体験を共有することができます。

本校に各校が来校するときには、全校児童生徒・教職員で花道を作り、オランダ語での「Tulpen uit Amsterdam」を歌いながら歓迎します。低学年の児童たちも、いっしょに参加しながら、交流学習に向けての期待を膨らませています。

保護者のみなさまのご協力を得て、全校で取り組む数々の交流学習が、この交流学習にかかわる全ての人たちにとって、実り多いものになることを心から願っています。

現地校との交流のねらい
(小学部)
  • 現地校の子ども達と仲良くなりたいという目標をもち、目標達成のための方法を考え,解決していく力を身につける。(課題解決学習)
  • オランダの子ども達との学習を通して親善を深めたり、オランダ語を積極的に使ったりしながら、オランダ語やオランダ文化に親しむ。(国際理解学習)
  • 日本の文化を見つめ直し、オランダの子ども達に日本の文化を伝える。(日本文化の再認識)
(中学部) 
  • オランダにある現地校との交流を通して、より広い国際感覚を身につけるとともに、日本文化について考える機会とする。(国際理解)
  • 英語を共通の言語としてコミュニケーションを図ることでより英会話の実践力を身につける。(言語スキル)
  • 言語スキルだけでなく、コミュニケーションに必要な力を身につける。(コミュニケーション・スキル)